eighterのひとりごと

2016夏に罪な男たちに捕まってしまったド新規eighterが∞ことを中心に徒然なるままにつぶやきます。

2018/3/11 無題

 

3月11日だからって更新するのも、なんか気取ってるみたいで嫌だけど、でも何もしないのも歯がゆいので。

 

7年だからなんだ、って話ですよね。

あの日を経験した人からすれば、何年経とうが怖いものは怖いし、失ったものは永遠に戻ってこない。時が止まったままの人はいくらでもいるんだから、そんなふうに何年過ぎたねって年数数えたって、仕方の無いことです。

 

と言いながらなんだけどね、

2021年、東北の震災から10年後、復興庁は解体されるらしいことを聞いた時、

10年経ったら復興が終わるわけじゃないだろ!!と怒りを覚えたことをはっきり覚えてます。

 

もちろん、そんなことばっかり言ってられない現実もあるのだろうけど、まだまだ、もしかしたら阪神・淡路大震災よりも時間がかかるかもしれないのに。熊本地震の復興もまだなのにって。

 

今日、大倉くんと高橋くんのラジオを聞いてね、あの日小学生だった子が今は社会人として地域の復興のために働いていることを知った。そんな子が多分もっと沢山いるんだろう。

 

あの日を生き延びた人が、未来のために東北でしっかりと生きている。

 

いや、きっと当たり前なんだけど、そんな当たり前を私は忘れてしまっていたことを、今日のラジオで気づいた。

 

テレビでは、画面で切り取られた世界しか映さないから、どうしても、「復興」という言葉だけが一人歩きして、さもそれが進んでいるように聞こえるし見えるけど、でも、本当はどうなんだろう。そんなことも考えました。

 

風化させたくないし、震災のことを考えるたび、他人事ではないんだということを自分に言い聞かせてるよ。

 

これが風化防止に繋がるのかは分からないけど、私ができる僅かなことのひとつだから。

 

日本は地震大国だから、いつ誰がどこで同じような目に遭うか分からない。

昨日もね、ご飯の前に、小さな地震があった。なんだ、震度1.2かぁ、なんて家族と話したけど、数年前と比べても余震は増えてきた。南海トラフが近づいていることをひしひしと感じています。

 

 

 

アンナチュラルというドラマに、こんなセリフがありました。

 

『死ぬ人にいい人も悪い人もない。たまたま命を落とすんです。そして、私たちはたまたま生きている。』

 

このセリフを聞いた時は、違う意味でグサッときたんだが、今日はなんだかまた別の意味でグサッときますね。

 

ここだけ切り取って聞いても、たまたま死んだって言葉はあんまし好きじゃないんだけどね、、でも、「たまたま生きている」はほんとだと思う。

 

だからこそ、今をしっかりと、地に足つけて生きなきゃなぁと思う。

 

死にたいなんて、軽々しく言っちゃいかん、とも改めて思った。

この一年近く、ずっとこの言葉が私の胸の奥底にあったんだけどね、、、

きっと私が何気なく過ごす日は、誰かが切実に生きたかった日なんだから、私は今をしっかり生きなきゃなと。

 

優くんの『福笑い』(生演奏)をラジオで聞いて思わず泣きながら、そんなことを思いました。

 

いやぁ、、良いラジオでした。

聞いてよかった。聞けてよかった。

 

今日は日本中が悲しみと悼む気持ちとで包まれる日になると思うけど、1人でも多く早く笑顔が戻ることを願うばかりです。

 

そんで私も、『笑う門に訪れる何かを愚直に信じて』なるべく笑って生きていきたい。